![[道]見識・胆識 そして、温かさ／中尾 清光](../images/instructor/nakao_i1.jpg)
人間的に大人になることが、幸福な人生への道であり、そんな社員が多い企業は、強い経営体質を持っています。
こだわらないこと
「負けるが勝ち」「敵をつくらない」自分ひとりが我慢してすむなら、我慢する。
「面子」「プライド」「私欲」の類は視野を狭くし、おのずから選択肢をなくし、柔軟な発想、毅然とした決断ができなくなる。
】中尾先生とのご縁を頂き、弊社の自己啓発研修・新卒社員研修でお世話になって15年になります。
「経営者である前に人としてかくあるべし」の崇高な理念に基づき、じっくり人の話を聞き本人に本質を悟らせる手法は、DMPの研修を実のあるものにし、熱烈な中尾ファンを生む理由だと思います。
私生活ではゴミ袋を携えながらの散歩を楽しまれていると伺いました。「どうせ歩くんやったら、きれいな道を歩くほうが気持ちがええ。」と仰せで、「広く社会のために自分ができることをやる」というお考えを率先垂範されていらっしゃるのですね。
「単純明快な行動こそ力なり」と得心致しました。
私が、ＤＭＰトップ訓練に参加させていただいたのは2002年9月でした。
当時36歳だった私は、早く何かに到達したいという焦りがありました。
訓練の最終日に皆の前で人生設計を発表するというテーマが出て私は「10年後さとりを開く」と真面目に発表しました。
その時、中尾社長が私に仰った言葉は今でも心に焼きついています。
「ゴッチン、気持ちは判るけど人間悟ったらおもろないぞ！！
喜んだり、悲しんだり、怒ったり、泣いたりするから人生
おもろいんや！！悟ってしもたら人間やなくなるんやで！！」
その言葉を聞いた時、とても気持ちが楽になり、肩の力がスッと抜けました。
その後も悩んだ時には中尾社長にアドバイスを頂き、その都度救われています。
私にとって師でもあり、厳しくも温かい父親のような存在が中尾社長です。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いします。
「中尾社長に思う言霊」
早、社長との出会いから21年の年月が流れました。
書写山に登っての研修では、多くは言われないのですが、なぜか一言一言が腹に入ってきました。
私は西郷隆盛が大好きで、竜馬曰く“小さくたたけば小さく響き、大きくたたけば大きく響く”の評が大好きで、私の座右の銘には「敬天愛人」と書いているのです。
でも中々そう言う懐の大きいことが出来ません。
中尾社長の様に、若い時分にやんちゃをしないと出来ないのか、無茶をしてきたから覚悟が出来ているのか、とにかく、中尾社長の言葉は腹に入る。
いい出会いをありがとうございました。
わたくしは彼が独立後の第1回目の生徒であり、30年の長きにわたりお付き合いをさせていただいております。
もしこの世に彼が居なかったならば、私の人生もまた違ったものになっていただろうと思います。
それは彼が主催しているＤＭＰに私が参加しただけではなく、毎年我が社に入社する新入社員は、入社式を終えた後に、すぐにその足で書写山に直行させ訓練を受講しております。
これもかれこれ30年になります。これは我が社の文化であり、社風であります。
また、中途で採用した社員も随時受けさせております。
我が社は、現在東証2部に上場しておりますが、来年の東証1部上場に向けて努力している過程であります。
私が感じる彼は、是々非々をはっきりする人物であり、そして非常に人間くさい人物でもあり、又彼はコンサルタントとしては円熟の域に達している、と私は思います。
そして、私も彼も今年で66歳になります。人生の仕上げの時期に入っております。
後どれだけ会社に、また社会に関われるかはわかりませんが、この世に生きた証を残さねばと思っています。
今世界の政治経済は混沌としております。この様な時代にDMP訓練の一部である原理原則を学ぶことも、この難局に立ち向かうきっかけになると信じます。
経歴
| 1946年 | 大分県中津市 生まれ |
|---|---|
| 北九州大学 商学部 経営学科 卒業 | |
| 1973年 | ＤＭＰの創始者 皆川節夫に師事 |
| 1993年 | 株式会社ディー・エム・ピー 代表取締役に就任 |
| 2014年 | 代表取締役退任、取締役相談役就任 |
著書
「人づくりの根本を身につける本」
「超人の教え」
